銃刀法により、エアガンの規制も明確化されましたので、当チームでは、法令を遵守したエアソフトガンで安全なゲームを目指します。
もちろんチームで行動しているのでパワーチェックや違法品を使用していないかチェックを行いますが、
メンバー全員、違法行為を行っていないと云う良識のもとでチームが成り立っていますので原則として自己責任の下で銃器の管理を行ってください。
これはゲームに参加するとか参加しないの前に、例えば自宅に置いてあったエアガンを子供が触り失明した等の事故も起きていますので、ゲームに関係なく自己責任や管理能力が必要であるという事です。
エアソフトガンの規制には、パワーと形状があります。
ONE For ALL
福島県 サバイバルチーム
エアソフトガンのパワーについて
★Power(準空気銃の所持の禁止)
法律では 【銃口から1m離れた位置での威力が3.5J/cm2以上のもの】を準空気銃として所持する事を禁止しています。
6mm BB弾にて 0.989ジュール以下が合法です。
初速換算:0.2gBB弾 → 99m/s 以下
初速換算:0.25gBB弾 → 88m/s 以下
8mm BB弾の場合、1.758Jまでが規制内になります
初速換算:0.27gBB弾 → 114m/s
初速換算:0.35gBB弾 → 100m/s
出典:平成18年08月21日に施行された銃刀法に準じます。
これを上回るエアガンは準空気銃とみなされ、持ち込まれた場合、ゲームに参加できません。
原則として違法品は所持しているだけで犯罪となります。
「知らなかった。」で許されるものではなく、法律により処罰されます。
また、所持者及びチーム自体も罰せられる可能性があるため、遵守を徹底して下さい。
0.2g6mmBB弾で95m/s以下(0.9J)または、
0.25g6mmBB弾で85m/s以下(0.9J)が望ましいです。
※外部ソースは基本的に法令で禁止されていません。
ヒットコールも含めサバゲは【個人の良識の下】でゲームを行います。
ですので、外部ソースを使う場合はかならずレギュレータは規定値以内のものを装着して下さい。
チームへの参加は、もちろんレギュレーションを守れる方が対象となります。
●補足事項
※海外製のエアガンの場合ノーマル(箱出し)でもジュールオーバーが確認されています。
海外製のエアガンを使用する場合、弾速計などをお持ちの方やデチューン等のカスタムした上での使用をお願いします。
銃口から1mはなれた場所での1平方センチメートル当たりの運動エネルギー値が3.5J以上を準空気銃として違法となります。
補足①:ジュール計算
弾の持つ威力
6mmBB弾の場合
・0.283c㎡(BB弾断面積) × 3.5J(規制値)
・0.3mm×0.3mm×3.14=0.2826c㎡
・3.5J × 0.2826c㎡=0.98891J
8mmBB弾の場合
・0.502c㎡(BB弾断面積) × 3.5J(規制値)
・0.4mm×0.4mm×3.14=0.5024c㎡
・3.5J × 0.5024c㎡=1.7584J
補足②:初速計算
・初速(m/s)の2乗×BB弾の重量÷2000=規定J
6mmBB弾0.2g 99.4(m/s)×99.4(m/s)×0.2g÷2000=0.988J
6mmBB弾0.25g 88.9(m/s)×88.9(m/s)×0.25g÷2000=0.9879J
8mmBB弾0.27g 114.1(m/s)×114.1(m/s)×0.27g÷2000=1.7575J
※自身の弾速が不明の場合、上記日本遊技銃組合から『簡易弾速計測器』が発売されていますので、そちらを購入し確認を願います。
参考出典:
総務省:銃砲刀剣類所持等取締法施行規則
エアソフトガンのメタル化について
★Metal Frame(模造けん銃の所持の禁止)
法律では 【金属で作られ、かつ、拳銃に著しく類似し銃腔が完全に閉塞されず、銃把を除く全体が白色又は黄色でない形態をもの】を模造けん銃として所持する事を禁止しています。 ※対象は拳銃・ハンドガンのみ
また、模擬銃器として【販売を目的とし、金属で作られ、鉄砲に改造する事が著しく困難ではないもの】の所持を禁止しています。※対象は販売目的の場合
※注釈:鉄砲とは、けん銃、小銃、機関銃、砲、猟銃を指します。
つまり、アサルトライフルやマシンガン=個人使用限りメタルフレーム化が可能ですが、ハンドガンについては処罰の対象となりますので、ご注意ください。
一部のオークション等で、スライドやフレームが金属製のハンドガンや、金属製のスライドを販売されていますが、たとえスライドを購入し分解した状態で所持していても、比較的安易に組み込むことが出来る事から、模造けん銃として法律違反してしまう可能性があると考えられますので、当チームではハンドガンの金属でできたスライド等主要部品の換装も禁止とします。
【ハンドガン(けん銃)のフレームやシャーシ、グリップ部、アウターバレル等の金属化】は、模造けん銃として処罰の対象になる可能性があります。
模擬銃器に関して、アサルトライフル等けん銃ではないタイプのエアガンのフレームを金属化した場合ですが、【販売目的】で所持をしていない限り、現行法では処罰の対象とはなりません。
●補足事項
販売目的の場合、銃身、機関部体、引き金、撃鉄、撃針(回転弾倉式けん銃の撃針に限る。)、回転弾倉、尾筒、スライド及び遊底が金属でできたものを所持している場合、金属強度によって対象となります。
法令では91HB(10/500)以上の金属強度があるものを模擬銃器としています。
おおよその参考値としてアルミニウムは15HB、アルミニウム合金の場合で45~85HBあり 銅が約35HBであり、法令基準以下ですが、鉄鋼の場合100~450HBと言われています。 このことから鋼鉄製の部品を使っているエアガンを販売目的で所持することは出来ません。
国の許可なく金属製のエアガンを販売目的で所持することは、法律違反となります。
参考出典:
警視庁違法銃器販売事件・モデルガン・エアーソフトガンについて
総務省:銃砲刀剣類所持等取締法・銃砲刀剣類所持等取締法施行規則
その他
ギアやモーターを交換して、ハイサイクル化する事に関して、規制はありません。
メインレギュレーションにもありますが、ハイサイクル化はオーバーキルの一因にもなりますので、注意して下さい。
CAW(クラフトアップル社)が開発したBB弾を40x46mm擲弾(擲弾)に模したカートリッジに詰め込みガス圧を使って発射する仕組みのもの。
グレネードランチャーについても規制はありません。弾詰めの際、誤作動を起こしセーフティ内で暴発すると言った事もありますので、注意して下さい。
Airsoft Innovations(AI社)が開発したBB弾を手榴弾に40x46mm擲弾(擲弾)に模したカートリッジに詰め込みガス圧を使って発射する仕組みのものなど。
ハンドグレネード、インドアや市街地戦で遮蔽物に投げ込む形で使用します。近接戦闘で使われることが多く、ボールを投げるように上投げをするとグレネード自体が相手に当たってしまう事も考えられます。
そのため、ハンドグレネードは転がすように投げるのが鉄則で、普通に投げてしまった場合、失格または退場となりますのでご注意下さい。